「今日、宿題やったの?」「うん、やったよ!」
…でも、実はやってなかった。
「お菓子食べた?」「食べてないよ」
…でも、ゴミ箱に袋がある。
嘘をついたわが子を前に「なんでそんなことするの!?」と怒りたくなる。
でも、実はこれ、多くの親が一度は経験する“子どもの成長の通過点”でもあります。
子どもが嘘をつくと、「この子大丈夫かな?」「ウソつきな性格になっちゃうの?」と心配になりますよね。
でも、子どもがウソをつくのには、ちゃんとした理由があるのです。
今回はその理由を年齢別にわかりやすく解説し、親がとるべき対応策を紹介します。
年齢別:子どもが嘘をつく理由
▼3〜5歳(幼児期)
この時期の嘘は“空想”や“ごっこ遊び”の延長。
「怪獣が来たから片づけられなかった」など、現実と想像の区別があいまいな場合が多いです。
▶ 親の対応:叱らず聞き役に
→「怪獣きたの?怖かったね」と共感しながら、現実を優しく教える。
6〜9歳(小学校低学年)
「怒られたくない」「恥ずかしい」など、感情を守るための嘘が増えます。
▶ 親の対応:怒らず、事実確認を冷静に
→「本当のこと言ってくれてありがとう」と言える余裕を持とう。
10歳以上(小学校高学年〜思春期)
親からの“干渉”を避けたくて嘘をつくことも。友達との関係やスマホなど、プライバシーを守るための嘘も出てきます。
▶ 親の対応:信頼を示す・プライバシーを尊重する
→「信じてるよ。でも心配だから少し教えてね」など、見守る距離感が大事。
嘘に対してやってはいけないNG対応
- ❌「嘘をつくなんて最低!」と人格を否定
- ❌「本当のこと言わないと怒るよ!」と脅す
- ❌ 周囲に言いふらす・笑いものにする
これらは逆効果で、子どもは「本当のことを言うのは怖い」と思ってしまいます。
親ができる“信頼を育てる対応”ベスト3
✅ ① 本当のことを言えたときはしっかり認める
→「本当のことを話してくれて嬉しいよ」
✅ ② 嘘の背景にある「感情」に寄り添う
→「怒られるのが怖かったんだね」
✅ ③ “安心して話せる雰囲気”を日常的に作る
→ 普段から「どうだった?」と会話する習慣を大切に。
子どもが嘘をつくのは「成長」の一部です。
大切なのは、ウソを見抜くことではなく、“本音を言える関係”を育てること。
「この対応、うちもやってみようかな」
そう思えたら、ぜひブックマークやママ友とシェアしてくださいね😊
コメント