最近よく聞く「線状降水帯」って?
テレビやスマホの天気予報で「線状降水帯が発生しました」と聞いたことはありませんか?
この現象が起きると、1つの場所に何時間も強い雨が降り続けてしまいます。
つまり、とても危険な大雨のしくみなんです。
雨雲がベルトのように並ぶ
「線状降水帯」は、雨雲がまるでベルトのように横に長く並ぶ現象。
そして、その列がほとんど動かずに同じ場所で雨を降らせ続けます。
これによって、短時間でたくさんの雨が降り、次のような災害が起こることもあります。
- 川があふれる(洪水)
- 土砂崩れ(がけ崩れ)
- 道路が水につかる(浸水)
どうやってできるの?
- 暖かく湿った空気が地上にたくさん流れ込む
- 空気が山や気温差で上にのぼり、冷やされる
- 冷えた空気が雲をつくる☁️
- 雨雲がどんどん作られて、列のように並ぶ
- 雨雲が動かないと、同じ場所に大雨が続く!
名前の意味は?
言葉 | 意味 |
---|---|
線状 | 線のように細長く |
降水帯 | 雨が降るエリア |
つまり「線のように並んだ大雨エリア」という意味です。
どう注意すればいい?
線状降水帯が起きると、命にかかわるような災害が起きることも…。
だから、気象庁やテレビ・スマホの情報をよくチェックして、次のように備えましょう!
- 雨が強くなる前に避難の準備をする
- ハザードマップを見て安全な場所を確認
- 非常用品(水、食べ物、ライトなど)を用意しておく
まとめ
- 線状降水帯=強い雨が同じ場所で長く続く現象
- 原因は、湿った空気が次々と雨雲を作ること
- 洪水や土砂災害につながるので要注意!
- 普段から情報に注意して、早めの行動が大切
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