「長期休み明け、生活リズムが崩れた子どもを立て直す5つの方法」

「うちの子も、夏休み明けになると全然朝起きられなくて…」
「冬休みの間に夜更かしがクセになっちゃって…」

長期休みが終わると、朝がぐずぐずで起きられない、夜になかなか寝つけない――。
そんな経験、どこの家庭にもありますよね。

子どもの体内時計は、大人よりも環境の変化に敏感です。
長期休みの間、夜遅くまで遊んだり、朝ゆっくり起きたりすることで、「社会的時差」が生じます。

特に問題なのは、休み明け直前に急に元に戻そうとすること。
体は簡単に切り替えられず、逆に寝つけなくなったり、朝起きてもだるい状態が続いたりします。

寝る時間を無理に早めるより、朝起きる時間を少しずつ早める方が効果的です。
休み中よりも15〜30分早く起きることを目標に。

太陽の光は体内時計をリセットしてくれます。
起きたらまずカーテンを開けて朝日を浴びましょう。

朝食をしっかりとることで、体が「朝だ！」と認識します。
パンだけでなく、味噌汁やごはんなど温かいものがおすすめ。

土日だけ夜更かし・朝寝坊すると、リズムが崩れやすくなります。
休み明け1週間は、休日も平日と同じ時間に起きるように意識しましょう。

寝る直前までスマホやタブレットを見ていると、寝つきが悪くなります。
寝る1時間前からは画面オフの時間を作ると◎。

我が家の子どもも、夏休み明けは毎年バタバタです。
去年は「朝日＋朝ごはん＋平日と同じ時間に起床」を徹底したところ、3日目くらいからスムーズに登校できるようになりました。

正直、親の方が「もう少し寝かせてあげたい…」と思ってしまうのですが、最初の数日が勝負だなと実感しました。

長期休み明けの生活リズムの乱れは、どの子にも起こる「当たり前のこと」です。
大切なのは、一気に戻そうとせず、少しずつ元に戻す工夫。

この3つだけでも効果があります。
親子でイライラせず、1週間をかけて少しずつリズムを整えていきましょう。

目次