子どもがゲームばかりで勉強しない時の声かけ｜親ができる効果的な対応法5選

「宿題は？」「勉強した？」と声をかけても、返ってくるのは「あとでやる」「ちょっと待って！」。気づけばゲームに夢中で、時計は夜…。

そんな姿を見て、イライラしてしまう親御さんは多いと思います。
「うちの子も同じ！」と共感される方も多いのではないでしょうか。

親が「勉強しなさい」と言えば言うほど、子どもは耳をふさいでしまいます。
実はこれは心理学的に「反発効果」と呼ばれ、人は強制されると逆にやる気を失いやすいのです。

つまり、ただ「勉強しろ」と言っても逆効果。
大切なのは、子どもが自分から「やろうかな」と思えるような声かけです。

①「どこまでできた？」と進捗を聞く
「やった？」よりも「どこまでできた？」と聞くことで、責める口調にならず、自然と行動を振り返らせることができます。

②「先にゲームする？それとも勉強先にする？」と選ばせる
親が決めるのではなく、子どもに選択肢を与えることで主体性が生まれます。

③「10分だけ一緒にやろう」
長時間の勉強は嫌でも、「10分だけ」なら取りかかりやすくなります。最初の一歩を助けてあげましょう。

④「終わったらゲームできるね！」とごほうびをセット
行動とごほうびをつなげる「トークンエコノミー」は効果的です。「勉強＝嫌なこと」から「勉強＝ごほうびにつながること」へと意識を変えられます。

⑤「やってるね！」「ここ頑張ったね」と具体的に褒める
結果ではなく、過程を褒めることで「やればできる」という自己効力感を育てられます。

私自身も「勉強しなさい！」とつい口にしてしまうタイプでした。
でも、声かけを変えるだけで子どもの反応が柔らかくなったんです。

特に「10分だけ一緒にやろう」は効果抜群で、気づいたら30分以上集中していたこともありました。
親の関わり方ひとつで、子どもの姿勢が変わるんだなと実感しています。

自分も子どもの時は勉強しなさいと言われると嫌な気持ちで勉強をしてたから、
学んだことが全然身になってなかったなって痛感しています。

子どもがゲームばかりで勉強しないと、親としては不安や焦りでいっぱいになります。
しかし「勉強しなさい！」ではなく、声かけを工夫することで、子どもは自然と机に向かうようになります。

親も子もイライラせずに過ごすために、まずは「声かけ」を変えてみませんか？
小さな一歩が、子どもの大きな成長につながります。

ゲームばかりして勉強しない子への声かけ｜親ができる効果的な5つの方法