はじめに:そのとき、あなたはどう動く?
突然、緊急地震速報。グラッと揺れ始めた――
そのとき、あなたはどうしますか?
実は、地震のときに取る「あるポーズ」が命を守ってくれるんです。
その名も「ダンゴムシのポーズ」。
今日は、アメリカや日本の防災で共通する「身を守る姿勢」について、
小学生でも覚えられるようにやさしく紹介します!
命を守るポーズとは?:「Drop, Cover, Hold on」
世界的に推奨されている行動がこちら👇
📌 Drop(姿勢を低く)
→ 立っていると転倒してケガをする可能性が高い。
→ まずしゃがむことで身を安定させます。
📌 Cover(頭を守る)
→ 倒れてくる物、落ちてくる物から頭を守ることが最優先!
→ テーブルの下に入る or カバンや腕で頭を守る。
📌 Hold on(しっかりつかまる)
→ 揺れで動かないようにテーブルの脚などをつかむ。
この3つの行動が命を守る「基本のき」なんです!
日本では「ダンゴムシのポーズ」で覚えよう!
小学生でもわかりやすく、体で覚えやすいのがこの「ダンゴムシのポーズ」!
➤ ダンゴムシのポーズとは?
- しゃがむ
- 両ひざを抱える
- 頭を両腕やカバンでしっかり守る
- その場を動かず、揺れが収まるのを待つ!
▶ ダンゴムシが丸まるように、自分の大事な部分(特に頭)を守る姿勢です。
どこで使える?状況別アドバイス
🏫 学校・保育園
- 机の下に入れない場合は、教室の中央などでダンゴムシポーズ!
- 先生の指示があるまでは動かない。
🏠 自宅で
- 落下物が少ない場所(廊下・トイレなど)に移動できるなら安全。
- カバンやクッションで頭を保護!
🏢 外出中・屋外
- 看板・電柱・ガラスの近くは避ける。
- 広い場所でしゃがんで頭を守る。
NG行動に注意!
- 走り回る → 転倒や落下物でケガするリスク。
- 窓やドアの近くに立つ → 割れたガラスが危険!
- 揺れている最中に外に出る → 崩れた壁や落下物で大ケガの可能性。
まとめ:体で覚える「防災の基本」
地震はいつどこで起きるかわかりません。
だからこそ、とっさに体が動くように、ポーズを覚えておくことが大切!
「Drop, Cover, Hold on」=「ダンゴムシのポーズ」
子どもも大人も、家族で一緒に練習しておきましょう。
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