はじめに:「震度」と「マグニチュード」、ちゃんと違いわかる?
ニュースでよく耳にする「震度6」や「マグニチュード7.8」
…ところで、この違いって説明できますか?
なんとなく「揺れの大きさ」と「地震の強さ」って感じだけど、
実はこの2つ、まったく別の意味なんです!
この記事では、「震度」と「マグニチュード」の違いを
小学生にもわかるようにやさしく解説します!
「マグニチュード」ってなに?
➤ 地震そのものの「エネルギーの大きさ」
- マグニチュード(M)は、地震が発生したときのパワーの大きさを表します。
- つまり「どれだけ大きな地震だったか?」を表す指標です。
例)
- M3:小さめの地震(あまり感じないことも)
- M5:やや強い地震(地域によっては被害あり)
- M7以上:大地震(広い範囲で被害)
✅ ポイント
マグニチュードが1上がると、エネルギーは約32倍!
→ M6とM7は「たった1の差」じゃなく、とんでもない差!
「震度」ってなに?
➤ 実際に「どれくらい揺れたか?」を表す
- 震度は、地震が起きた場所での揺れの強さを表します。
- 日本では「震度0」〜「震度7」までの10段階。
例)
- 震度3:ちょっと揺れた、驚くけど被害は少ない
- 震度5強:物が倒れたり、けがの危険も
- 震度7:最大クラス、建物倒壊の恐れも
✅ ポイント
同じ地震(マグニチュード)でも、震源からの距離で震度は変わる!
→ 近い地域は震度6、遠い地域は震度2などになることも。
よくある疑問Q&A
Q. マグニチュードが大きいほど震度も大きいの?
→ 必ずしもそうとは限りません。
マグニチュードが大きくても、震源が深かったり遠かったりすれば、揺れ(震度)は小さいこともあります。
Q. 震度とマグニチュード、どっちが大事?
→ 両方とも大事!
マグニチュードは地震の「全体の規模」、
震度は「今いる場所がどれくらい揺れたか」を知るために重要です。
おわりに:違いを知って、正しくこわがる
「震度とマグニチュードの違いがわかる」
それだけでニュースの見方、防災意識が一気に深まります。
正しく理解して、正しくこわがる。
そして、しっかり備える――それが命を守る一歩です!
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