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子どもの偏食や野菜嫌いに悩む親御さんは少なくありません。
「うちの子、全然野菜を食べてくれない」「栄養が偏って将来が心配」そんな声をよく耳にします。実は、偏食は成長期の一時的なものとして自然に改善されることもありますが、放っておくと栄養不足や食への苦手意識につながることもあります。
ここでは、私自身の体験も交えながら、子どもの偏食・野菜嫌いを克服するために家庭でできる具体的な方法を紹介します。
偏食・野菜嫌いの原因は?
まず知っておきたいのは、なぜ子どもは野菜を嫌がるのかということです。代表的な理由は次の通りです。
- 味覚の発達段階で、苦みや酸味を強く感じる
- 食感や見た目に慣れていない
- 過去に無理やり食べさせられた経験がある
- 食事の時間が苦痛になっている
- 親が食べないものを子どもも避ける
実際、私の子どもも一時期「ピーマンは絶対食べない!」と言っていました。原因を探ると、「苦くてイヤ」というだけでなく、「前に無理やり口に入れられて泣いた記憶」が影響していたのです。
克服のカギは“無理強いしない”こと
多くの親御さんがやってしまいがちなのが、「一口だけでも食べなさい!」という圧力。これがかえって逆効果で、野菜=嫌なものというイメージが定着してしまいます。
我が家では、その逆をしました。「今日は食べなくてもいいよ。でもママはこれ美味しいから食べるね」と言って、自分たちが楽しそうに食べる姿を見せる。これを続けているうちに、ある日突然「ちょっとちょうだい」と言ってきたのです。
食育のポイントと家庭でできる工夫
偏食改善には、食べることを“楽しい経験”に変える工夫が重要です。具体的には以下のような取り組みが効果的でした。
- 調理に参加させる
野菜を洗う、盛り付けを手伝うなど、子どもが「自分で作った」感覚を持つと、食べる意欲が高まります。 - 小さく切る・形を変える
そのままの形がダメでも、細かく刻んでスープに入れると食べられることもあります。 - 味つけを子ども好みに
少し甘めにしたり、チーズやマヨネーズを使ったり、初めは“食べやすさ”を優先。 - 食卓に笑顔を
「食べなさい!」ではなく「今日は一緒に食べようか」と声をかけることで、安心感が生まれます。 - 野菜の物語を伝える
「このにんじんは畑でこうやって育ったんだよ」など、野菜に親しみを持たせると興味が湧きます。
実体験:我が家の克服までの道
私の家庭では、最初は一切食べなかったピーマンを克服するため、まずはピーマンを使った料理を一緒に作りました。切るだけ、炒めるだけでも「僕が作った!」と誇らしげ。味つけは甘辛にして、初めて「ちょっとだけ食べてみようかな」と自分から言ったときの笑顔は忘れられません。
そこからは、「食べられた!」という自信がつき、他の野菜にも少しずつ挑戦するようになりました。
栄養バランスを無理なく整えるために
すべての野菜を食べられる必要はありません。大切なのは、**「食べられる種類を少しずつ増やしていく」ことと、「食事全体のバランスで考える」**ことです。
- どうしても苦手なものは無理せず、代わりの食材で補う
- 野菜ジュースやスムージーで栄養を摂るのもあり
- 成長に必要な栄養素(ビタミン、ミネラル、食物繊維)が取れているかを意識
まとめ:好き嫌い克服は「親の焦りを手放す」ことから
子どもの偏食や野菜嫌いは、親にとってストレスになることもあります。でも、それ以上に子どもにとっても「怒られる食事」は苦痛です。
まずは無理に食べさせるのではなく、食べたい気持ちを育てることを意識しましょう。
親がリラックスして楽しんでいる姿が、子どもの“食べる勇気”を後押しします。
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