みんな知ってる?コップが水の中で消える!?
水の中にガラスのコップを入れたら……
なんと!見えなくなることがあるって知ってる?
「えっ!?手品?」「コップが溶けたの!?」
そんな声が聞こえてきそうだけど、これは**光のふしぎな性質(屈折)**を使った立派な科学実験!
今回は、この不思議な現象を使って、おうちでも簡単にできる自由研究のやり方を紹介するよ!
準備するもの
- ガラスのコップ(透明で薄めのものが理想)
- ガラスの容器(耐熱ガラスボウルや花瓶など)
- サラダ油 or ベビーオイル(透明な油)
- トング(あれば)
- キッチンペーパー(後片づけ用)
実験の手順
① ガラス容器に油を入れる
→ 油は容器の半分以上、できればコップがしっかり浸かるくらいまで入れると◎
② ガラスのコップをゆっくり入れる
→ ゆっくり入れることで気泡がつきにくく、きれいに「消える」よ!
③ 角度を変えて見てみよう!
→ 上から、横から、いろんな角度で見てみて!
どうしてコップが見えなくなるの?
この現象のヒミツは「光の屈折率(くっせつりつ)」にあるよ!
- 光は、空気・水・油・ガラスなど物によって曲がり方がちがうんだ。
- 油とガラスは、光の曲がり方(屈折率)がとっても似ている!
- だから、油の中にガラスを入れると、光がガラスの中を通ったのか、油だけ通ったのか分からなくなっちゃう!
つまり……
目には「ガラスが無いように見える」ってこと!
まとめ方のポイント(自由研究用)
- 実験前:なぜこうなるのか予想してみよう
- 実験中:写真を撮ると説得力アップ!
- 実験後:どうしてそうなったのか、図解を入れると◎
- まとめ:油と水、油とガラスで違いを比較するのもおすすめ!
発展編(もっと研究したい人向け)
- 水の中ではガラスのコップは見える?→水とガラスの屈折率の差を調べてみよう!
- 油の種類を変えたらどうなる?→オリーブオイルやゴマ油でも試してみて!
こちらの実験が参考になります!光の屈折と屈折率のマッチングを使った、「コップが消える」不思議な仕組みをわかりやすく解説している動画です
消える!?ビーカー【サイエンスマジック】
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