はじめに:氷がとけるって、どういうこと?
夏になると、コップに入れた氷がすぐとけちゃうよね?
でも、同じ氷でも 置く場所や素材によって溶けるスピードが違うって知ってる?
今回は、身近なものでできる「氷がどこで早くとけるか」の実験にチャレンジしてみよう!
用意するもの
- 同じサイズの氷(製氷機などで作る)
- タイマー(スマホOK)
- カメラ(写真で記録用)
- 実験場所(例)
- 日なた(ベランダや窓際)
- ひかげ(屋内、カーテンの影)
- アルミホイルの上
- 木の机の上
- 発泡スチロールの上
- 水の中
- 手のひら(人体)…冷たいから気を付けてね
実験のやり方
- 氷を同じタイミングで、いろんな場所に置く
- 1分ごとに観察&記録(写真+メモ)
- どの氷が一番早くとけたかを記録する
- その場所の「温度」や「素材」に注目してみよう!
結果の記録をこんな風にまとめてみよう
場所 | とけた時間 | 特徴 |
---|---|---|
日なた(ベランダ) | 5分 | とても早い!太陽の熱 |
木の机 | 10分 | ゆっくりとけた |
アルミ板 | 7分 | 少し早め。熱伝導が高い |
ポイントと気づき
- 氷は「温度が高い場所」や「熱が伝わりやすい素材の上」で早くとける
- 手のひらの上も意外と早い!(人の体温)
- 実験後は「なぜそうなったのか?」を考察しよう
理科的なまとめ方
氷がとける=「熱」が氷に伝わって水になる現象。
熱の伝わり方には次の3種類があるよ:
- 伝導(触れた物から)
- 対流(空気や水の流れ)
- 放射(太陽の熱)
素材の違いで「伝導」の速さが変わるから、アルミの上では早くとけるんだね!
自由研究としてまとめるには?
- 実験目的:どこで氷が早くとけるか調べたい
- 方法:同じ大きさの氷をいろんな場所に置いて観察
- 結果:熱が伝わりやすい場所や暑い場所ではとけるのが早い
- 考察:氷は熱の伝わり方によってとけるスピードが変わると分かった
→ 図や写真を入れると◎!
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