仕事を進めていく中で目標になる人を見つけるのはとても大事な事です。
目標なくしては自分はどのように成長すればいいのか、どのような事を学んでいけばいいのかわかりません。仕事をするんだから仕事の内容を覚えていけばいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、もちろんその通りです。仕事内容を覚えるのは当たり前です。でも仕事内容を覚えてもその内容をどう活かすかが大事になってきます。
例えば知識がある人でも報告や講演、説明、発表が下手な人を見たことがありませんか?あれは仕事内容を覚えていてもそれを相手にどう伝えればいいのかがわかっていない人が多いのです。つまり説明する為の構成が出来ていないのです。
説明の構成がちゃんと組まれていないと、その時に思い付いた言葉を言っているだけなので話が前後して相手に伝わらなかったり、普段使ってしまっている略語を使ってしまって相手に伝わらなかったりしてしまいます。
目標になる先輩や上司は自分よりも報告や説明、指導をする機会が多いと思います。自分もこんな風になりたいなと思う人を見つけてその人みたいになる為にはどうすればいいんだろうと考えてみてください。その目標の人がこんな事まで知ってるんだとわかったら自分もその内容を勉強して目標の人に近づこうと努力が出来ます。
目標の人がいるだけで自発的になり、いろんな事を吸収出来ます。自分で学びたいと思った事の方が人間は頭に入りく集中力も高くなるので、目標になる人を見つけるのはとても大事な事です。
しかし自分が目標にしてた人を、「あれっ!?なんかこの人を目標にするのは違うな」と感じたらそれは自分が成長した証拠です。自分が成長すると目標にしていた人の考えが自分とは合わないなと思うことすら出てきてしまいます。それはその目標にしていた人の考え方を把握した上で、あなたがいろんな経験をしていろんな角度から物事が見れるようになった証拠なのです。(場合によっては目標にしていた人が怠慢になってしまったなんて事もありますが)
もし目標に思っていた人がいなくなってしまったら、新しい目標の人を見つけましょう。目標にする人はその会社にとどまらず、芸能人や有名な著者や作家さんなどどんな人でもいいです。こんな人になりたいと思える人こそが常に向上心を持っていろんな事を吸収出来る人です。
最後に仕事内容に関してではないですが、喋り方なども目標にする人を見つけると人間関係がよくなったり、仕事がうまく進んだりする事もありますのでいいと思います。芸人さんなどは先輩芸人に対してでもため口で鋭いツッコミを入れたりしますが、あれは言い方や雰囲気を察して臨機応変にしているとてもいい事例だと思いますので参考までに。
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