習い事を嫌がる子ども…やめる？続ける？親が考えるべき5つの判断基準

せっかく始めた習い事なのに、「行きたくない！」「もうやめたい！」と泣かれると、親としてはどうしていいか迷ってしまいますよね。

「せっかく月謝を払ってるのに…」
「まだ始めて数か月なのに…」
「うちの子も同じ！」と感じる方も多いのではないでしょうか。

習い事は、子どもの成長に良い影響を与えるものです。
ただし、嫌がる気持ちを無理に押さえて続けさせると「苦手意識」や「自己肯定感の低下」につながることもあります。

一方で、嫌がるからとすぐにやめさせると、「嫌なことから逃げればいい」と学んでしまうリスクもあります。

だからこそ大切なのは、やめるか続けるかの「判断基準」をもつことです。

①一時的な気分か、継続的な拒否か
一日だけ嫌がるのか、数週間以上続いているのかを見極めましょう。

②理由を言葉にできているか
「疲れたから嫌」なのか、「先生が怖い」「友達とうまくいかない」など具体的な理由があるのかで判断が変わります。

③子どもの将来につながるか
今やっている習い事が「本人の成長や興味」にどれくらい結びつくかを考えてみましょう。

④親の期待と子どもの気持ちのバランス
「せっかく始めたから」「自分がやらせたいから」という親の気持ちが強すぎないか、一度立ち止まることも必要です。

⑤区切りをつけるタイミングを決める
「〇月の発表会までは頑張ろう」「半年やってみてから考えよう」と目安を設定すると、子どもも納得しやすくなります。

実際に、うちの子もスイミングを「行きたくない」と泣いた時期がありました。
私も「お金がもったいないし、せっかく通い始めたのに」と焦ったのですが、理由を聞いてみると「水が怖い」という単純なことでした。

そこでコーチに相談し、無理せず段階を踏んで練習させてもらったら、今では笑顔でプールに入れるようになったんです。
この経験から「やめるか続けるかの前に、理由をしっかり聞くこと」が大事だと実感しました。

習い事を嫌がる子どもに直面すると、親は「やめさせるべきか」「続けさせるべきか」と迷います。
しかし大切なのは「子どもがどう感じているか」を理解し、将来につながるかどうかで判断することです。

やめるか続けるかは「どちらが正しい」ではなく、「その子に合っているかどうか」。
無理をさせすぎず、でも簡単に投げ出さないバランスが、子どもの成長につながります。

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