最近、トカラ列島(れっとう)という場所で地震がたくさん起きています。
ニュースで「地震が頻発(ひんぱつ)している」と聞いて、ちょっと心配になった人も多いかもしれませんね。
でも大丈夫!
今回は、なぜこの場所で地震が起きているのかを「小学生でもわかるように」やさしく解説します😊
トカラ列島ってどこにあるの?
まず、トカラ列島は鹿児島県の南にある小さな島々のことです。
屋久島(やくしま)と奄美大島(あまみおおしま)のあいだにあります。
地図で見ると、こんな感じ👇

人が住んでいる島もあるけど、全体的には自然が多くて、海や火山も近い場所です。
地震が多い理由:プレートの境目にあるから
地震が起きる一番の原因は、「プレート(地球の板みたいなもの)」の動きです。
トカラ列島の下には、
- フィリピン海プレート(南から動いてくる)
- ユーラシアプレート(日本が乗ってる)
この2つのプレートがぶつかっているんです!
プレートが押し合って、岩盤(がんばん)がギューッと押されて、ある時「バキッ!」と割れてしまう。
その瞬間に地震が起きるんだよ!
地震が「たくさん」起きるのはなぜ?
地震は1回だけじゃ終わらないこともあります。
一つの地震が起きると、その周りでも「ボクも動くぞ!」って感じで、連続して地震が起きることがあるんです。
これを「群発地震(ぐんぱつじしん)」といいます。
トカラ列島では、過去にも何度かこの「群発地震」が起きているので、今回も同じような現象と考えられています。
地震のもう一つの原因:火山の近く!
トカラ列島の近くには火山もあるので、マグマの動きが原因で地震が起こることもあります。
- 火山がグツグツしてくると…
- 地下の圧力が変わって…
- まわりの岩が割れて地震になる!
このタイプの地震は、火山性地震(かざんせいじしん)って呼ばれています。
まとめ
- トカラ列島では、プレートがぶつかる場所だから地震が多い
- 地震が連続で起きる「群発地震」が起きやすい
- 火山の活動も影響しているかも
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