参議院ってなに?
日本には「国会」という、ルールやお金の使い方を決める大切な場所があります。
国会には2つのグループがあります:
- 衆議院(しゅうぎいん)
- 参議院(さんぎいん)
「参議院」はその中のひとつで、法律や予算を話し合って決める役割があります。
参議院選挙ってなにをするの?
参議院では、全国から選ばれた議員(ぎいん)が活動します。
選挙では、「この人に議員になってほしい!」と思う人に投票して、そのメンバーを決めます。
議員って何人いるの?
参議院の議員は全部で248人。
でも、一気に全部を選び直すわけじゃありません。
✅ 3年ごとに、半分(約124人)ずつを選びなおします。
これを「半数改選(はんすうかいせん)」といいます!
どうやって選ばれるの?
選び方は2つあります。
① 選挙区(せんきょく)
→ 自分の住んでいる都道府県の候補者に投票します。
→ 地元で活動している人の名前を書いて投票!
② 比例代表(ひれいだいひょう)
→ 全国から選ばれる方法です。
→ 政党名や候補者の名前を書いて投票します。
→ 得票数によって、議席が決まります。
衆議院とのちがいって?
比べること | 衆議院 | 参議院 |
---|---|---|
任期 | 4年(途中で解散もある) | 6年(解散なし) |
人数 | 465人 | 248人 |
選び直し | 一度に全員 | 3年ごとに半分ずつ |
決定力 | 強い | じっくり見直す役割がある |
→ 衆議院がスピーディーに決めるのに対して、参議院はよく考えて確認する「ブレーキ役」でもあります。
なぜ選挙が大事なの?
日本は「民主主義(みんしゅしゅぎ)」という考え方の国です。
つまり、みんなの意見で政治を動かす国。
だからこそ、「誰が議員になるか」を、私たちが投票で選ぶ必要があります。
親子で話してみよう!
政治や選挙はちょっと難しい…と思うかもしれません。
でも、「どんな社会にしたい?」という話をすることは、未来を考えるきっかけになります。
小学生でも「給食がどうなる?」「学校はどう変わる?」など、身近な話題とつながっているんです。
まとめ
- 参議院は、国のルールやお金の使い方を決めるところ
- 選挙では、3年ごとに半分の議員を選びなおす
- 選び方は「選挙区」と「比例代表」の2つ
- 衆議院と違い、落ち着いて物事をチェックする役割もある
- 未来のために、選挙の意味を知っておこう!
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