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小学生のテストは、暗記だけではなく「理解」と「習慣」が結果を大きく左右します。
そして最も大事なのは、勉強のやり方を正しく知ること。
実際、テストで点が伸びない子の多くは、“努力が足りない” のではありません。
やり方を知らないだけ。これがすべてです。
私自身、職場で働くなかで、
「工程」「習慣」「確認」の大切さを痛感してきました。
勉強もまったく同じで、正しい手順を踏めば、誰でも確実に点数が上がります。
ここでは、小学生がテストでいい点を取るために必要なポイントを、
親目線・教育目線・子どもの心理の三方向から整理し、
今日から実践できる方法に落とし込んで解説します。
■ 1. いい点を取る子の共通点は「勉強時間」ではなく“準備”
成績がよい子に共通するのは、「テスト前にあわてないこと」。
これができる理由はたった一つ。
➡ 日常のうちに“下地”をつくっているから
具体的には、
- 授業を聞く姿勢が整っている
- 宿題が「復習」として機能している
- 間違えた問題に向き合う習慣がある
これは天才だからではなく、“習慣化” によるものです。
小学生はまだ集中力が続きにくい年齢ですが、逆に習慣をつくる力は大人より強い。
だからこそ、
毎日10分だけでも正しい習慣を積み上げる方が、長時間の勉強より何倍も効果的です。
■ 2. テストで点を上げるために必要な「3つの柱」
テストで点をとるには、下の3つが欠かせません。
① 授業で理解する
→ テストで出る内容の70%以上は授業で完結しています。
② 家で思い出す(復習)
→ 脳は「思い出そうとした回数」で覚えるようにできています。
③ 間違いに向き合う(弱点のつぶし込み)
→ 間違えた問題こそ、伸びしろ。
この3つをバランスよく回すと、勉強が苦手な子でも必ず伸びます。
■ 3. 小学生が今日から実践できる勉強法12選
ここでは実体験と教育指導内容をもとにした、
誰でも実行できる方法だけを紹介します。
① 授業中に「3つだけ覚える」習慣をつくる
授業態度を完璧に…とは言いません。
でも、これだけは簡単にできます。
➡ 今日の授業で大事なことを3つだけ覚える
たとえば算数なら、
- きまり(公式)
- 使い方
- よくある間違い
これを意識するだけでテスト勉強が半分終わります。
② 宿題は“目的別”に取り組む
宿題には2種類あります。
- 内容を理解する宿題(復習系)
- 繰り返して定着させる宿題(ドリル系)
特にドリル系は、「わかった気になって進む」と成績が伸びません。
おすすめは…
➡ 1問1問、口で説明しながら解くこと
例)「どうしてこの式になるの?」と説明できるなら本当に理解しています。
③ 音読の効果を侮らない
音読には、
- 語彙力UP
- 理解力UP
- 記憶の定着
- テストの文章問題に強くなる
という強力な効果があります。
実際、成績上位の子ほど音読がうまいです。
④ 翌日の教科書を“5分だけ”予習する
小学生の予習は簡単で十分。
- 太字を読む
- 図・写真を見る
- 見出しを読む
これだけで授業理解度が2倍以上変わります。
ポイント💡:予習をすることで、先に疑問を持つことができ、授業でわからないところを理解しようと聞くことで記憶に定着しやすくなります
⑤ 1日の終わりに「今日覚えたことを3つ言う」
脳科学的に最も効率がいい復習は、
“思い出すこと”。
親がやるのは簡単。
「今日の授業で覚えたこと3つ教えて!」
と言うだけ。これで記憶が30〜40%定着します。
⑥ ワークは“解く”より“直す”を重視する
勉強が苦手な子の共通点は…
➡ 直しをしないこと
間違えた問題は宝です。
- どこでつまずいたのか
- なぜ間違えたのか
- 同じ問題が出たらどうするか
これを言語化して直すことで、弱点が1つずつ消えます。
⑦ 反復のコツは「3回だけやる」
無限にやるのは逆効果。
おすすめは、
1回目:理解
2回目:確認
3回目:定着
の3サイクル。
⑧ テスト範囲を“読める言葉”にする
例)「分数の計算」→「小数と同じようにできること」
抽象的な言葉を、子どもでも理解できる言い方に変えると、
勉強のハードルが一気に低くなります。
⑨ テスト直前は「できる問題を100%にする」
難しい問題に手を出すのはNG。
テストの点は、基本問題を落としたかどうかで決まります。
直前の30分は、
- できた問題の再確認
- 間違えた問題の見直し
ここに全振りしましょう。
⑩ スキマ時間の“短時間学習”を活用する
- 歩きながら九九
- お風呂で漢字確認
- 通学中に暗唱
短時間の積み重ねが最強です。
⑪ マルチタスクはさせない
テレビ・音楽・会話…
これらをしながらの勉強は3割以上効率が落ちると言われています。
集中できる環境づくりも、点数アップの大事な要素です。
⑫ 子どもが「わからない」と言ったら、質問を変える
勉強嫌いの子の多くは、“質問のされ方”で詰まっています。
「なんでできないの?」
「ちゃんと考えた?」
ではなく、
➡ 「どこまでわかる?」
でOK。
子どもはできない部分ではなく、
できている部分から話したほうが安心して前に進めます。
■ 4. 家庭でできるサポートが“点数を伸ばす決め手”
成績が伸びる子の家庭に共通するのは、勉強を「当たり前の環境」にしていること。
たとえば、
- 分からないとき怒らない
- 一緒に考えてあげる
- 勉強の成果を褒める
- テストより“成長”を評価する
これができる家庭の子は、
自己肯定感が高まり、勉強に前向きになります。
■ 5. 成績が上がらないときのチェックリスト
- 机に座っている時間だけ長くない?
- わかった気になって終わっていない?
- 間違い直しが形だけになっていない?
- 授業での土台(理解)が弱くない?
- 勉強ではなく「作業」になっていない?
これらを見直すだけで、
数週間で点数は目に見えて変わります。
■ 6. テストでいい点を取るための“覚え方のコツ”
① 人に説明できれば100%理解している
“説明できるかどうか”は最強のチェック方法。
② 書くより「声に出す」のが効率的
音読は記憶の定着率が段違い。
③ 間違えた問題はその日のうちに直す
脳の記憶が残っているうちが一番効く。
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■ まとめ:正しい“やり方”を身につければ、点数は必ず上がる
小学生がテストでいい点を取るために必要なのは、
才能でも時間の長さでもありません。
正しい勉強の仕方を知り、毎日少しずつ積み重ねること。
今日からできる方法ばかりなので、
ぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。
勉強は「できない」から嫌になるのではなく、「やり方が分からない」から嫌になるだけ。
やり方さえ変えれば、お子さんは必ず変わります。


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