2024年から2025年にかけて、スーパーにある「5kgのコシヒカリ」の価格がなんと約2倍に跳ね上がりました。ニュースや政治の議論でも大きな話題になった、「令和(れいわ)の米騒動(こめそうどう)」、その原因をやさしく整理しました。
① 🌋 地震不安(じしんふあん)で「買いだめ」が急増!
- 2024年8月、「南海(なんかい)トラフ地震(じしん)が来るかもしれない」という緊急(きんきゅう)警報が出て、みんなすごく不安に。
- 大きな地震に備えて、お米をたくさん買っておこうという動きが広がり、スーパーの棚(たな)からお米が消えたんです。zenn.devreddit.com
② 🏠 “備蓄(びちく)ブーム”で家庭や施設でも大量購入!
- 防災(ぼうさい)の意識が高まり、「1か月分のお米をためておこう」という声が広がりました。
- 家庭だけでなく、飲食店や施設でも10kg〜30kgくらいまとめて買う人が増えました。
③ 💼 業者(ぎょうしゃ)・投資家(とうしか)による「買い占め」も影響
- お米の価格が上がると予想した業者や投資家が先に大量に仕入れ。
- 一部では「値段がもっと上がるまで売らない」という“売り惜しみ”も発生し、価格がさらに高騰しました。edenred.jp
④ ☀️ 前年(2023年)の猛暑(もうしょ)で“品質(ひんしつ)と収量(しゅうりょう)に不安”
- 昨年の夏は猛暑でお米の出来が悪く、品質が落ちました。
- 「今年もお米が少ないかも…?」という不安が広がり、さらに買いだめに繋がりました。
⑤ 📸 SNSやメディアで「パニック買い」が加速
- 「お米がなくなる!」「今のうちに買って!」とSNSで投稿が拡散。
- テレビやニュースでも報じられ、人々の**不安心理(→連鎖的買いだめ)**を呼びました。jbpress.ismedia.jp
⑥ 🏛️ 政府(せいふ)の備蓄米(びちくまい)が“すぐに届かなかった”
- 政府は「備蓄米」を放出(ほうしゅつ)しましたが、
- 卸(おろし)業者経由で配られ、スーパーに届くまで時間がかかったり、
- 小売まで届く量が少なかったり。
- その結果、消費者には価格が下がった感じが伝わらず、混乱が続きました。zh.wikipedia.org+3edenred.jp+3zenn.dev+3cigs.canon+1note.com+1
🧾 結論:収穫量は普通でも「不安・パニック・流通のズレ」で価格が激増!
要因 | 説明 |
---|---|
収穫量(しゅうかくりょう) | 2024年は平年並み〜やや多めだった |
不安からの買いだめ・買い占め | 地震不安、備蓄、業者の投機など |
流通の滞(とどこお)り | 備蓄米がすぐに届かず、価格が下がらなかった |
🧠 さいごに
ニュースをきっかけに、ぜひ家族でお米について話し合ってみましょう。
「お米が食べれるって幸せな事」と感じて毎日おいしくご飯をいただきましょう!
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